当院で行っている目の下のくま・たるみを解消する手術「経結膜脱脂法」についてご説明します。
目の下のくま・たるみを解消する従来の方法は、下まつ毛に沿って皮膚を切って手術する方法でした。
たるんだ皮膚を切り取って、同時に膨らみの原因の脂肪を除去するのです。しかし、実際にはよほどの高齢者でもない限り、このやり方で手術をして皮膚を切り取っても、当院のやり方で皮膚を切らなくても、目の下のくま・たるみの改善度には違いがほとんどありませんでした。
むしろ皮膚を切除することで下まぶたの皮膚のゆとりがなくなるので、切除量が少しでも多いとまぶたが外反(アッカンベー状態)するか、外反まではしなくとも涙袋(涙堂)が消失してしまうというリスクが伴います。
最近では行うクリニックも増えてきましたが、当院が長年行ってきた経結膜脱脂法は、まぶたの裏側(結膜側)から目の下のくま・たるみを治療する方法です。豊富な臨床経験に基づいたデータの蓄積と手術法の改良により、極めて高いクオリティと安定した治療成績を上げています。
施術の基本は、まぶたの膨らみ、たるみをまぶたの裏側(結膜側)からの操作で解消することにあります。
目の下のくま・たるみ(影ぐま)は、眼窩脂肪が飛び出して下まぶたが膨らみ、下まぶたと頬の境界に高低差ができて溝(眼頬溝)と影ができている状態なので、まぶたの裏側(結膜側)から眼窩脂肪を適量除去することによって高低差をなくし、溝や影ができないようにするのです。
1.下まぶたの裏側(結膜)に点眼麻酔、局所麻酔をした後、レーザーメスで結膜を切開して、眼窩脂肪を覆う眼窩隔膜の表面で剥離し露出させます。レーザー光線で切開と止血を同時に行うので出血がありません。眼球は保護して行うので安全です。
2.眼窩隔膜の一部をレーザーメスで切開します。眼窩隔膜の内側に閉じ込められていた眼窩脂肪は、切開部分からあふれ出すように出てきます。
3.眼窩脂肪を適量切除し、レーザーや電気メスで確実に止血します。下まぶたの眼窩脂肪は3つのブロックに分かれているので(→詳しくはこちら)、状態に応じて3ブロック全部、あるいは一部で適量切除を行います。
4.最後に再発予防として、眼窩隔膜にたるみが残らないようにレーザー処置、吸収糸での縫縮などの処理を行います。眼球に直接触れる結膜は縫合せず自然治癒とします。治癒の過程で、剥離処置やレーザー・縫縮などの処置を加えた眼窩隔膜周囲には瘢痕組織(はんこんそしき)という丈夫な組織が形成されます。瘢痕組織は、眼球のクッションのために適量残した眼窩脂肪が再脱出しないように、防護壁の役割を果たします。
当院の目の下のくま・たるみ解消術(経結膜脱脂法)は、施術後の腫れや傷の心配がないのが特徴なので、男女問わず大変人気がある治療です。
手術前
手術中(各3ブロックで眼窩脂肪を適量切除)
手術直後
手術3日後
手術1週間後
手術1ヶ月後
手術3ヶ月後
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