執筆・監修:銀座みゆき通り美容外科 総院長 水谷和則
切らないクマ取り(脱脂術)だけでは、くぼみ・シワ・色グマが悪化するケースがあります。そこで有力な選択肢となるのが「脱脂+脂肪注入法」です。この記事では、この治療の特徴・適応・効果・リスクを詳しく解説します。
脱脂術で眼窩脂肪を適量取り除いた後、太ももや腹部から採取した脂肪を目の下へ注入する治療です。皮膚を切らないため、切らないクマ取りの一種です。
ネガティブベクターの骨格の方は、脱脂だけではくぼみが悪化するため脂肪注入が必要です。
皮膚が薄く筋肉や血管が透けるタイプは、脂肪がフィルターとなり紫グマを改善します。
無表情では溝があっても、笑った時に深くならないタイプは脂肪注入が適しています。
注入した脂肪は一部が吸収され、残った分が定着します。生着率には個人差があります。
適応を誤ると、笑った時に段差が出ることがあります。
目の下は皮膚が薄いため、注入量や深さを誤るとしこりが生じることがあります。
脱脂+脂肪注入は、ふくらみ・くぼみ・色グマを同時に改善できる優れた治療ですが、繊細な技術と正確な診断が不可欠です。経験豊富な医師による慎重な施術が重要です。
40代・30代の症例では、脱脂後に脂肪注入を行うことで色調改善・凹み防止・ライン形成が可能となり、若々しい印象へと変化しました。
経結膜から眼窩脂肪を除去して目の下の膨らみを解消したうえで、下まぶたから中顔面にかけて定着性の高いコンデンスリッチファットとマイクロナノリッチファットを注入しました。これにより、皮膚の色調が整い、凹みが出ないようにラインを滑らかに形成できました。施術後は全体の印象が若々しくなり、クマがなくなったことで涙袋もより立体的に見える魅力的な目元になりました。
経結膜から眼窩脂肪を取り除いて目の下の膨らみを解消した後、下まぶたから中顔面にかけて定着性の高いコンデンスリッチファットとマイクロナノリッチファットを注入しました。これにより、皮膚の色調が整い、凹みが出ないように滑らかなラインを形成できました。施術後は全体の印象がすっきりし、若々しい目元になりました。
掲載している写真は、当院で実際に施術を受けられた患者様の経過を記録したものです。結果には個人差があり、すべての方が同じ仕上がりになるわけではありません。
『THE 美容外科 Essentials 目の下のクマ治療』
メディカ出版(2026年5月発売) 編著:水谷和則
ISBN-10:484049133X / ISBN-13:978-4840491334
監修 銀座みゆき通り美容外科大阪院(梅田)