笑った時に下まぶたがぷくっと膨れるのを涙袋(涙堂)と言います。涙袋(涙堂)は、キュートな笑顔のチャームポイントです。タレントのような目にしたい人や、好感度アップを希望する人には、涙袋形成術(涙堂形成術)が効果的です。
涙袋形成術(涙堂形成術)はヒアルロン酸や脂肪を注入する治療です。
手軽なのはヒアルロン酸注入ですが、数ヶ月~1年で吸収されるので、必要に応じて注入を繰り返し状態を維持します。
対して脂肪注入はお腹などから注射器で吸引し、これを注入します。脂肪は40~50%が永久に定着します。
目の下にクマの膨らみがある人の場合、クマをそのままにして涙袋形成術(涙堂形成術)を行うと、涙袋(涙堂)とクマの膨らみがつながってクマが大きくなったような印象になる可能性があります。
このため、まず下瞼脱脂術(経結膜脱脂術)などで目の下のクマをなくす治療を行い、続いて涙袋形成術(涙堂形成術)を行うほうが良いでしょう。
また、もともと涙袋(涙堂)があったが目の下にクマの膨らみが出てきたために涙袋(涙堂)が隠れて目立たなくなった方の場合は、涙袋形成術(涙堂形成術)ではなく、下瞼脱脂術(経結膜脱脂術)や下瞼頬脂肪注入術などにより目の下のクマをなくす治療を行うだけで、涙袋(涙堂)がよみがえる可能性があります。