角ばって張り出したエラの美容外科治療には、ボトックスを注射して咬筋と呼ばれるアゴの筋肉の張り出しを小さくしたり、エラの骨を削り形を整えたりする手術などがあります。
エラにボトックス(BOTOX)を注射して膨らみを落とし、小顔にするプチ整形です。
傷や腫れの心配がない治療です。
ボトックス(BOTOX)はボツリヌス菌が産生するタンパクを加工して作られた医薬品で、筋肉の動きを弱める作用があります。
えらは、骨の突出と、突出したえら骨に付着した筋肉の肥大によって目立つようになりますが、この筋肉にボトックス(BOTOX)を注入すると動きが弱くなり、徐々に筋肉が痩せていくので、結果的にえらの膨らみが減少します。
咬筋は奥歯を咬む時に働く筋肉ですが、弱くなっても他の筋肉が代償するので会話や食事には影響ありません。
1回の治療だけでも効果は十分にありますが、ボトックス(BOTOX)の効果は約半年間なので、奥歯を強く咬む習慣がある場合はボトックス(BOTOX)の効果がなくなった後に徐々に筋肉が元に戻る可能性があります。
気になる場合はボトックス(BOTOX)治療を数回反復すれば、ボトックス(BOTOX)の効果がなくなった後も元に戻りにくくなります。
なおボトックス(BOTOX)は安全量の範囲で注入するので、身体に対する負担や危険性はありません。
※当院ではアラガンジャパン株式会社が国内承認を得て製造販売しているボトックスビスタを使用しています。
アレルギー、内出血、左右差 など
■ボトックス・ビスタは国内承認の医薬品です。
■製造販売元アラガン・ジャパン株式会社より入手しております。
※承認を受けていない医療機器・薬剤について個人輸入された医薬品の使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html