臭いの原因となるアポクリン汗腺はわきの下の有毛部・外耳道・陰部・乳輪周囲など限られた場所に分布します。
ここから分泌される物質には脂肪、鉄分、アンモニアなどが含まれており、この物質が皮膚表面の細菌によって分解されると、臭いを発生します。
わきが体質の方は、アポクリン汗腺の働きが強い傾向にあり、わき以外でもデリケートゾーンや乳輪周囲でも強い臭いとなることがあります。
ビューホットは従来のメスを使う治療とは異なり、また、レーザー照射とも異なり褐色系などの色素に反応することもありませんので火傷の心配もありません。
わきが治療の他、デリケートな部位の臭い(スソわきが)や乳輪の臭い(ちちが)にも対応できます。
表面麻酔(クリーム麻酔など)だけでは痛みを十分に取り除くことが出来ないため、笑気麻酔(リラックス麻酔)や全身麻酔(点滴・静脈麻酔)を併用して行う必要があります。
ほとんどのクリニックで別途費用が必要となる笑気麻酔(通常3~5万円)も、追加費用は生じません。当院では治療費用に含まれるように設定。
治療費用には初診料・術後のお薬・処置費用、麻酔費用(局所麻酔・笑気麻酔)、アフターケア費用などすべてが含まれており、表示価格(治療費用+消費税)以外に追加費用が生じることは一切ありません。
「デリケートな所の相談は恥ずかしい・・・」
そんな方もご安心ください。女性専門医師の指名もOK!
一部のクリニックでは看護師が施術を行いますが、当院では形成外科の認定資格を有する専門医師が担当します。
銀座みゆき通り美容外科は、開院以来14年にわたりわきがの治療を行い、様々な治療のノウハウを蓄積してきました。ビューホット治療については国内導入後いち早く導入し今日まで行ってきた、治療方法・照射のノウハウなど多く持っています。
わきがの施術は、これまで治療を経験した医師が診察から実際の照射まで、責任をもって行います。
クリニックによっては診察を医師が行い、施術は医師の指導のもとで看護師が行うところもあるようですが、当院では美容医療におけるリスクをできるだけ回避するため、どちらも経験のある医師が行います。
身体のニオイのお悩みは、女性にとってとてもデリケートな問題です。今まで誰にも相談できずに悩んでいたという方もめずらしくありません。そんなお悩みをしっかりお伝えいただくために、カウンセリングではこれまでワキガ治療に携わってきた女性医師をご指名、お話をお伺いします。
当院はカウンセリングルーム、診察室、処置室はすべて完全個室で、受付時間が重ならないように予約時間を調整し、プライバシーに配慮しています。どうぞ気兼ねなくご来院ください。
料金に惹かれて実際に診療を受けると、必要な麻酔代金がオプションだった…という経験はありませんか? 当院の治療費は、施術・麻酔代金まで含まれた料金になっています。
麻酔は施術部位に行う局部麻酔と、施術中に不安や恐怖心が薄れた状態でリラックスして治療を受けていただける笑気麻酔(リラックス麻酔)の2種類を使用し、痛みに最大限配慮した治療になっています。
「わきが」や「多汗症」は、わきの下の皮膚の内側にある「アポクリン汗腺」「エクリン汗腺」の2種類の汗腺からの発汗が原因です。
わきが治療はこれら原因組織である汗腺を極力減少したり、その働きを弱めることで発汗量をコントロールし治療効果を得ることを目的とします。
わきがは遺伝する
わきがのおよそ90%は遺伝とされ、片親がわきが体質の場合およそ50%、両親がわきが体質の場合はおよそ80%の確率と言われています。
わきがの症状は性ホルモンに関係するため、思春期頃から症状が出てきますので、幼少時にはわきが症状が出ることはありません。
しかし、思春期に症状が出始めることから学校でいじめ問題に発展したり、臭いに関して悩むあまり物事に消極的になったり対人恐怖症になったりする場合もあるようです。
これまでのメスを使わず行うわきが・多汗症治療には、レーザー、超音波、高周波などの治療器などがを用いた方法がありますが、これら従来の治療機器では熱エネルギーの照射が原因組織に直接行われないため、治療効果を高めるために高出力で行うと、原因となる汗腺だけではなく、その周囲の皮膚や筋肉、神経など広範囲にわたり熱損傷をあたえ強いダメージとなるため、長期間わきの下の皮膚がこわばる、神経損傷や筋肉損傷が起こるなどの可能性がありました。
ビューホットは原因組織にこれらとは異なる全く新しいアプローチで汗腺組織をピンポイントで狙い撃ちできるため、そういったリスクが大幅に減少し、効果を高めることができる治療機器です。
ハンドピースの先端から高周波の照射針が出てきます。照射針は先端からのみ照射される特殊な絶縁針を使用し皮膚表面への熱エネルギーによるダメージを防止します。
照射針の深度は0.1mm単位で微調節が可能で、深度によって照射出力を変えながら高周波を照射することができます。
これにより異なる深さに位置する「アポクリン汗腺」「エクリン汗腺」にピンポイントで照射できるようになります。
ハンドピース先端には冷却板が取り付けられており、接地面の表皮層を急速に冷やしヤケドを防ぎます。また、針の挿入時の痛みも緩和させることができます。
表皮層を冷却しながら照射針を刺入して、狙いの深度で高周波を照射します。
照射針を皮下1mmの深さから0.5mm刻みで4~6段階に深度を変えて刺入し、各深度で適切な出力に調節して高周波を照射します。浅めの深度では皮膚のヤケドを予防するためにやや控えめの出力で主にエクリン汗腺を狙い撃ちし、中層~深めの深度では出力を上げて主にアポクリン汗腺を狙い撃ちします。
従来型の針付き高周波治療器は高周波が放射状に照射されるので、針の深さを変えて照射しても、タテ方向にムラなく照射するためには高周波の重ね打ち部分ができてしまい、トラブルが起こりやすくなります。また照射針間に高周波が届かない部分も出来るので、ヨコ方向に照射漏れがあります。ビューホットなら高周波がタテ方向ではなく、ヨコ平方向に広がるので高周波の重ね打ちが減り、ヨコ方向にも照射漏れが生じにくく、ムラがない施術が可能になりました。
一般的な手術 | レーザー装置 | ビューホット | |
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切開 | あり | あり | なし |
施術時間 | 80分~120分 | 50分前後 | 15分前後 |
術後ケア | 1週間以上固定 | 必要なし | 必要なし |
入浴 | 固定中は患部をお湯につけられない | 当日から全身シャワー浴が可能 | 当日からシャワー浴が可能 |
傷跡 | 切開の傷が残る | ごく小さなもの(次第に消える) | 傷跡は残らない |
日常生活 への支障 | 脱毛や色素沈着 | 熱傷や再発が懸念される | なし |
患者さまのお悩みを伺い、しっかりと治療の内容をご説明します。
高周波をあてるために患部にマーキングを施します。
局部麻酔を患部に施し、冷却ジェルを塗ります。次に鼻にマスクを付けて笑気ガスを吸入します。
ワキガ治療の経験がある医師が、患部に高周波を照射します。
治療後クーリングを行ないます。術後は圧迫などの固定は一切ありません。
※承認を受けていない医療機器・薬剤について個人輸入された医薬品の使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/index.html