二重まぶたの手術方法にはメスを使わない「埋没法」と、部分的に強いラインが必要な場合などは部分的に切開する「部分切開法(小切開法)」、希望のラインで切開する「全切開法」があります。
上まぶたが厚ぼったく脂肪が多い方は上まぶたの脂肪を同時に除去することでスッキリとした二重まぶたにすることができます。また、上まぶたのたるみが多い方は上まぶたの皮膚のタルミを除去する方法を同時に行うことで、若々しい二重まぶたにすることができます。
メスで切らずに、身体に無害な特殊な糸を埋め込むだけで二重まぶたに整形する方法です。患者様のまぶたの負担を抑えるために、当院では多くのクリニックの二重まぶた埋没法で使用されている糸よりもさらに細い種類の糸を使用しています。
まぶたの裏側は挙筋という部分に糸を通し、二重まぶた施術の直後からまぶたの表側、裏側ともに完全に糸を埋没させる方法(完全埋没皮膚挙筋固定法)で行っているので、二重まぶた施術の直後から異物感がなく、二重まぶた施術の後に埋没糸が緩んだり切れたりするようなことがあっても角膜を傷つける心配がありません。
手術前
一重まぶたで腫れぼったく見えます。
手術後
二重まぶたになったことで目が大きくなり、スッキリした目元になりました。
手術後(閉眼)
目を閉じても埋没糸を結んだ痕は目立ちません。
手術前
両目とも二重まぶたですが、幅に左右差があります。広い幅に揃えるように、左側だけ手術を行うことになりました。
手術後
ブジーという針金のような器具を使用して、手術後のシミュレーションをします。
手術中(開眼)
髪の毛よりも細い糸で二重まぶたの固定をしたところです。
手術中(閉眼)
目を閉じたところ。糸は合計で6ヶ所結んでいます。
手術中(開眼)
腫れが極めて少ないので、ほぼシミュレーション通りの結果です。
手術直後(閉眼)
まぶたを閉じても、針穴が小さいので傷跡が目立つ心配がありません。赤みや軽度の食い込みは、自然に消失します。
手術前(開眼)
両目とも二重まぶたですが、幅に左右差があります。広い幅に揃えるように、右側だけ手術を行うことになりました。
手術前(閉眼)
目を閉じたところ。
手術直後(開眼)
若干二重の幅が広く見えますが、軽微です。
手術直後(閉眼)
目を閉じたところ。糸は合計で4ヶ所結んでいます。
手術2日後(開眼)
針穴の傷は速やかにふさがるので、2日後には普通にアイメイクできます。
手術2日後(閉眼)
目を閉じても目立ちません。
手術5日後(開眼)
二重の幅も、ほぼ左右揃いました。
手術5日後(閉眼)
針穴の食い込みも平坦化しました。
もともと狭い二重まぶたを広げたい場合や、まぶたのたるみによって二重まぶたの幅が年々狭くなってきた場合は、今の二重まぶたより広いラインで二重まぶた埋没法や二重まぶた部分切開法(小切開法)を行う場合と、二重まぶた全切開法で皮膚切除して広げる場合があります。
過去に受けた二重まぶた埋没法の糸が気になる場合は、新たな二重まぶた手術と同時に、二重まぶた埋没糸の抜糸を行うと良いでしょう。
まぶたが腫れぼったく膨れている場合は、まぶたの脂肪を抜いたほうがスッキリします。
二重まぶた埋没法と一緒に行う場合(脱脂埋没法)は、二重まぶたラインに沿って2mmほどメスで切り、ここから余分な脂肪(眼窩脂肪)を引き出してカットし、同時に二重まぶた埋没法を行います。
二重まぶたの人が脱脂だけすることもできますし、一重まぶたのまま脱脂することもできます。
傷痕は分からなくなります。
もともと狭い二重まぶたを広げたい場合や、まぶたのたるみによって二重まぶたの幅が年々狭くなってきた場合は、今の二重まぶたより広いラインで二重まぶた埋没法や二重まぶた部分切開法(小切開法)を行う場合と、二重まぶた全切開法で皮膚切除して広げる場合があります。
過去に受けた二重まぶた埋没法の糸が気になる場合は、新たな二重まぶた手術と同時に、二重まぶた埋没糸の抜糸を行うと良いでしょう。
二重まぶたを狭くしたい場合や二重まぶたを一重まぶたに(あるいは二重まぶた手術前の状態に)戻したい場合は、状態に応じて方法が異なります。
二重まぶた埋没法の術後であれば、まずは二重まぶた埋没糸の抜糸を行いしばらく経過を見ます。これだけで元に戻ることもあります。
緩いクセ(癒着)の幅広な二重まぶたであれば、狭い二重まぶたを新たに作る(二重まぶた埋没法・二重まぶた部分切開法・二重まぶた全切開法)ことで解決することもあります。
二重まぶた切開法などで作ったクセ(癒着)がしっかりした二重まぶたの場合は、まぶたを切開して広い二重まぶたの癒着を無くす必要があります。二重まぶたを一重まぶたに戻す場合は広い二重まぶたの癒着を無くす手術だけ行い、二重まぶたを狭くする場合は広い二重まぶたの癒着を無くす手術と狭い二重の癒着を作る手術を同時に行います。
なお、二重まぶたを狭くする手術や二重まぶたを一重まぶたに(あるいは二重まぶた手術前の状態に)戻す手術は、二重まぶたを新たに作ったり、狭い二重まぶたを広くする手術と比べて難易度が高いので、医師選びは慎重に行ってください。