ワキガ・多汗症について
ワキガの悩みは深刻で、自分で気付かないうちに他人に不快感を与えてしまっています。気が付けば自分の周りに人がいなくなっていた・・・なんてことも。
ワキガ・多汗症治療は、30分程度の簡単な治療では完治することが難しい為、当院では約1〜2時間を要する丁寧な治療を行っております。効果は確実です。
欧米人8割、日本人は1割
欧米人の約8割がワキガ体質なのに対し、日本人は1割未満と少数です。
その理由として、食文化の違いが大きく影響していると言われています。本来、歴史的に欧米人は狩猟民族であり、東洋人は農耕民族になります。狩猟民族は動物性のタンパク質や脂肪分を、農耕民族は作物からタンパク質や脂肪分を摂っていました。
このような背景から長年かけて体質の違いが確立され、体臭に影響を与えることになったと考えられます。
しかし、最近では食生活が欧米人と似通ってきているため、ワキガ体質の方が増加してきている傾向があります。
遺伝
ワキガは遺伝によってアポクリン腺の数などが左右されます。両親のどちらか一方がワキガ体質の場合、約50%の割合で、また両親どちらともがという場合、約80%の割合で遺伝するとも言われています。
ワキガとは
ワキの下には、アポクリン汗腺、エクリン汗腺、皮脂腺という分泌腺があり、このうち、元凶と言われているのが、「アポクリン汗腺」です。ワキガとは、「アポクリン汗腺」からの汗の成分と皮膚表面の常在菌が混じり合って、ワキガ特有の臭いを発することをいいます。
アポクリン汗腺は、ホルモンの分泌が活発になる「思春期」のころより活動をはじめる為、この頃に症状が現れる方が多いようです。
この時期は人格形成の上でもデリケートな年齢にあたる為、親御さんが子供の「体臭」について心配されているケースも多いようです。
アポクリン汗 + エクリン汗 + 皮膚のアカ + 細菌 = ワキガ(臭い)
「アポクリン汗腺」=臭いと汗ジミの元凶
分泌腺の中で、臭いの元凶となる分泌腺が「アポクリン汗腺」です。
この「アポクリン汗腺」から分泌される汗には脂肪酸などの有機物が含まれており、皮膚の表面に住む常在菌に分解され「ワキガ物質」へと変わり、臭いを発します。
また、色素を含む汗を分泌する為、ワキガ症状の強い方は、洋服に黄色い汗ジミを作ることがあります。
「アポクリン汗腺」は、ワキの下、乳輪、陰部、外耳道、へそなど身体の決まったところにしかありません。耳アカが湿りがちな人は、アポクリン腺からの汗の分泌が多いことが考えられます。
そのことから考えると必然的にワキの下のアポクリン汗腺の分泌も多く「ワキガ体質」が予想されます。
「皮脂腺」=臭いを強める働き
皮脂腺から分泌される油分は皮膚に潤いを与える大切な役割がありますが、その分泌物には様々な脂肪酸が含まれるため、雑菌と混ざり合うことでワキガの臭いを強める働きもあります。
「エクリン汗腺」=臭いを撒き散らす、多汗症の原因
エクリン汗腺からの汗は臭いがありません。しかし、エクリン汗腺は「ワキガ物質」を周囲にまき散らしたり、ほぼ全身にありますので、多汗症の原因となります。
完治させる為には?
ワキガや多汗症の原因は上記に示すとおり皮膚の内側にある為、確実に治療を望まれるのであれば、手術でそれらを除去しない限り、治す方法はありません。
ただし、治療方法がいくつかあり、簡単で短時間で終わるものであれば完全ではなく、せっかく治療をしても再発というおそれがあります。
アポクリン汗腺よりエクリン汗腺の方が取りにくい組織な為、多汗症の治療は、「イナバ式皮下組織削除法」「剪除法」「超音波イナバ式剪除法」や、最新治療の「スキンケア式Wトリミング超音波法」以外では効果は期待できません。「吸引法」や「超音波法」「そうは法」など簡単な方法ではほとんど効果は得られませんのでご注意下さい。
クリニックによって様々な方法を取っています。そのため、まずはカウンセリングを受け、そのクリニックがどの方法で治療しているかが大切になります。