眼瞼下垂について|コラム

銀座みゆき通り美容外科[大阪/梅田]
コラム

眼瞼下垂の治療完全ガイド
--手術方法や保険適用条件、放置によるリスクを解説!--

眼瞼下垂のイメージ画像

眼瞼下垂の症状でお困りではありませんか?目を開くのが難しい、視野が狭く感じる、頻繁に目が疲れるといった悩みは、日々の生活に予想以上の影響を及ぼすことがあります。さらに、加齢や体質などの要因で、気づかない間に症状が進行することも少なくありません。

眼瞼下垂の症状「重度」「中度」「軽度」イメージ

眼瞼下垂は、放置することで視力や外見に悪影響を与える可能性があるため、早めの対策が重要です。ただ、「どの治療法が自分に適しているのか」「手術に対する不安がある」「費用面が心配」といった理由で、なかなか一歩踏み出せない方も多いでしょう。 そこで、本記事では眼瞼下垂の治療方法について詳しく解説します。手術の種類、具体的な流れ、費用や保険の適用条件なども含めて情報をご紹介しますので、この記事を参考にして疑問を解消し、最適な治療を検討するきっかけとなれば嬉しいです。

どのような症状が治療の対象になるのか

眼瞼下垂の治療が必要かどうかは、症状の程度や日常生活への影響を基に判断されます。軽度の場合は、生活習慣の改善や経過観察で対処できることがありますが、以下に該当する場合は医師への相談をおすすめします。

視界が妨げられている

まぶたが下がることで視野が狭まり、生活に支障をきたす場合は治療が必要です。特に読書や運転など、視覚を多用する活動が難しくなる場合は注意が必要です。

頻繁に目の疲労や頭痛が起こる

額や眉の筋肉を無理に使い続けることで、目の疲労のみならず頭痛や肩こりといった問題が生じる可能性があります。これらの症状が慢性化する前に治療を検討することが重要です。

外見の変化が気になる

まぶたのたるみや目の開きが悪くなることで、周囲から疲れているように見えると思われたり、自身の外見への悩みを抱えたりする場合があります。こうした心理的負担が治療を考える一因になることがあります。

医師による診断結果がある

軽度な症状であっても、医師から眼瞼挙筋の筋力低下が診断されることがあります。特に症状が進行している場合は、治療のタイミングが非常に重要です。

眼瞼下垂は見た目の問題だけでなく、生活や健康に影響を及ぼします。自覚症状がある場合は専門医に相談し、適切な治療方法を検討することが大切です。

眼瞼下垂の治療法について

眼瞼下垂を放置すると、症状が進行し、視界障害や体調不良が悪化する恐れがあります。ただし、適切な治療を受けることで症状を改善し、日常生活への影響を軽減することが可能です。

治療には、手術が必要な場合から、軽度の症状に適したセルフケアまで、幅広い選択肢があります。以下では、代表的な手術方法や保険適用条件、手術以外の改善策について詳しく解説します。

手術による治療

眼瞼下垂の手術では、原因や症状に応じてさまざまな方法が採用されます。主に、挙筋腱膜の修復、まぶたのたるみ除去、眼瞼挙筋の機能改善の3つに分類されます。それぞれの特徴を以下に示します。

挙筋腱膜修復
1.挙筋タッキング法(非切開法)
切開せず、まぶたの裏側を縫い縮めて調整する軽度症状向けの手術です。回復が早い点が特徴です。
2.眼瞼挙筋前転法(切開法)
切開して眼瞼挙筋を引き出し、目を開く力を強化する方法で、重度症状に適しています。
まぶたのたるみ除去
1.上眼瞼皮膚切除法
たるんだ皮膚を切除し、二重まぶたを形成することも可能な美容効果も期待できる手術です。
2.眉毛下皮膚切除法
眉毛下の生え際を切除し、視界を広げつつ目立ちにくい傷跡が特徴です。
3.眉毛上皮膚切除法
眉毛上で皮膚を切除し、引き上げ効果を得られる治療法です。
眼瞼挙筋の機能改善
1.筋膜移植法
太ももなどから採取した筋膜を移植し、眉毛を上げる筋肉に連結する方法で、重度症状に適しています。

保険適用条件

眼瞼下垂の手術は医療的必要性に応じて保険が適用される場合があります。以下の条件を満たすと適用されることが一般的です:

美容目的の手術は基本的に保険が適用されません。一方、自由診療では仕上がりの美しさを追求した治療が可能です。費用や目的を考慮し、適切な方法を選ぶことが重要です。

手術以外の改善策

眼瞼下垂の症状が軽度な場合や手術を避けたい場合には、以下のセルフケアや改善方法が役立つことがあります:

①目元マッサージ
血流を促し、筋肉の緊張を緩和する簡単なマッサージが有効です。
②生活習慣の改善
十分な休息を確保し、画面の使用時間をコントロールすることで、症状を軽減できます。
③眼瞼挙筋トレーニング
眉毛の上げ下げ運動で筋力を維持・向上させるトレーニングが推奨されます。
④一時的な対策
アイプチやテーピングで見た目を改善する方法もありますが、長期使用は推奨されません。
⑤定期的な診察
手術を行わない場合でも、医師による経過観察は重要です。

治療選択のポイント

①症状の程度を把握
医師の診断をもとに眼瞼下垂の症状に適した治療を選びましょう。
②費用の確認
保険診療か自由診療かを比較し、必要性や予算を検討することが大切です。
③タイミングの計画
手術後の生活に支障が出ないよう、適切な時期を選びましょう。
④希望を医師に伝える
仕上がりや治療目標を明確に医師へ伝え、相談を重ねることが重要です。

眼瞼下垂を放置した場合のリスク

軽度の段階では見過ごされがちな眼瞼下垂ですが、適切な対処をせずに放置すると、日常生活や健康に様々な悪影響を及ぼす恐れがあります。特に、視界の障害や身体への負担が深刻化することで、生活の質が大きく低下することも考えられます。

以下では、眼瞼下垂を放置した場合に起こり得るリスクや進行時の健康への影響について詳しく説明します。

視覚機能への影響

眼瞼下垂が未治療のままだと、視覚機能に悪影響を及ぼす可能性があります。視界や目の使い方に変化が生じることで、以下のような問題が発生することがあります。

①視界の狭さ
まぶたが下がることで特に上方の視野が狭くなり、階段の昇降や車の運転などで安全性を損なう可能性があります。視界の狭まりは、日常的な作業にも不便をもたらします。
②弱視リスク(特に小児)
先天性眼瞼下垂の場合、視野の制限が続くと視覚の発達が妨げられ、視力低下(弱視)につながるリスクがあります。早期治療が行われない場合、改善が難しくなることがあります。
③慢性眼精疲労
眉や額の筋肉を過度に使い続ける結果、眼精疲労が慢性化し、頭痛や集中力低下が引き起こされることがあります。
④焦点調節機能の低下
まぶたの不安定な位置が目に影響を与え、乱視の進行やピント調節が困難になることがあります。

眼瞼下垂の診察イメージ画像

身体全体への影響

視覚の問題にとどまらず、未治療の眼瞼下垂は身体全体に負担を及ぼし、二次的な症状を引き起こす場合があります。

①慢性的な頭痛・肩こり
視界を確保するための筋肉の過剰使用が頭痛や肩こりを招き、これが慢性化する可能性があります。
②姿勢への影響
視界を補うために無意識に首を前に突き出す姿勢を続けることで、姿勢の歪みや筋肉の緊張が生じます。
③慢性的な疲労感
視界の不便さが全身の疲労感を増大させ、作業効率や集中力の低下を引き起こします。
④精神的ストレス
見た目の変化や身体的不調が続くことで、自己肯定感の低下や社会生活への影響を及ぼす場合があります。

まとめ

眼瞼下垂を放置することで、視覚機能や身体全体への負担が増大し、生活の質が著しく低下する可能性があります。そのため、症状を認識した際には早期の医療相談を検討し、適切な治療を受けることが重要です。

もし眼瞼下垂に関連する症状に心当たりがある場合は、ぜひ一度専門医にご相談ください。適切な治療を通じて、視覚の回復や快適な生活の実現が期待できます。

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監修 銀座みゆき通り美容外科大阪院(梅田)

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